どのような資格?
「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」を対象とする資格で、ITリテラシーを問う資格です。本試験は、
- 情報処理資格の中で最も難易度が低い(スキルレベル1)
- IT技術者向けではなくIT利用者向け
という試験となっています。
IT系の専門技術者が取る資格ではなく、文系の方も含めて、現代社会に生きるすべてのビジネスパーソンが最低限これぐらいは教養として知っておきましょう、という資格です。現代社会に生きるビジネスパーソンのほとんどは、PC、スマホ、インターネットといったITを利用していますよね。利用者側でもこれぐらいは知っておこう、という事項が本試験の出題内容になっています。
本資格を所持していることにより、就職活動で有利になることはまずないでしょう。もしあなたが技術者なら、資格の難易度が低いため履歴書に記載してはいけません。私は英語ができますと言って英検4級を履歴書に書くようなもので、かえって能力を疑われてしまいます。
詳細は以下の解説を参照してください。
取得までの最短勉強時間は?
あなたが社会人であれば、たとえITに関して素人であったとしても、真面目に20時間も勉強すれば合格するでしょう。その気になれば1週間もあれば合格する、ということです。さすがに、「パソコンって何?」って言うレベルだと厳しいですが。
勉強方法は?
ITパスポートのように簡単な試験で予備校に通わない!通信講座を受けない!
国家試験の中では非常に優しい部類に入ります。間違っても何万円もする高額な通信講座や予備校講座を受講してはダメですよ。お金の無駄遣いです。独学&参考書1冊(二千円ぐらい)で合格しますよ!独学でダメなら、高額な通信講座や予備校講座を受講してもどの道合格しないでしょう。
具体的な勉強方法
以下では、具体的に勉強方法を提案します。
- 基本事項をインプットする(下記の参考書を3回流し読み)
- 過去問を5年分解き、間違えたところを理解する。
これだけで合格すると思います。
<1.基本事項をインプットする>
下記がオススメです。これ1冊でよいでしょう。分からないところがあればググればいいのです。ググってもわからい問題は、最悪捨てれば良いのです。満点を目指す必要はないのですから。参考書や予備校にお金をかけるのはもうやめましょう。
<2.過去問を解く>
過去問を購入する必要はありません。ありがたいことに、ネット上にゴロゴロ転がっているので、検索してみましょう。資格試験はなるべくお金をかけずに合格しましょう。お金をかけてもかけなくても、合格すれば同じです。
一発合格を目指して、頑張ってください!