どのような資格?
・建設業における会計処理の知識を問う試験です。
→会計処理の試験といえば、簿記試験が有名ですよね。受注産業である建設業の会計処理は他の産業と比較して特殊な点も多いことから、建設業に特化した会計処理の知識を問う試験として、本試験が存在します。
・最上位の1級から初歩の4級まであります。
・3級と4級は本当に初歩なので、受ける必要ないと思います。受けるなら2級から!
・建設業で就業している人が取得すべき資格であって、他の業界の人が取得するメリットはほとんどありません。
→あなたが建設業従事者でなければ、本資格は気にする必要ありません。簿記を取得すべきです!
取得までの最短勉強時間は?
私は数年前に取得したので、あまり詳しく覚えいていませんが、せいぜい10〜20時間ぐらいだったかな?同じ2級でも、日商簿記2級よりははるかに簡単です!
私がエンジニアですので、簿記のことは何も知りませんでした。借方、貸方ってなに?この漢字はなんて読むの?というど素人レベルでした笑 それでも10〜20時間で合格しました。ド素人でもそれぐらいの勉強時間で合格する、ということです。
<勉強方法>
まず、簿記の基本を勉強しましょう。簿記3級レベルの話題が理解できれば十分です。私は借方って何?貸方って何?というレベルだったので、以下のような参考書で勉強しました。
簿記3級レベルの入門書を1冊読んだら、あとは過去問3年分を解きました。
本資格のレベルであれば、上記の2冊以外に揃える必要はないです。とにかく過去問題を解き、わからなかったところは解説を読んで理解する。理屈が理解できないところは、とにかく丸暗記です笑 理系科目と違って、簿記の試験はなぜそうなるの?と腑におちないところがあります。が、あまり深く考えず、そういうものなんだ、ぐらいで深追いはやめておきました。
1級、2級合格者は、公共工事の入札可否の判断の資料となる経営事項審査の評価対象の1つになります。資格を取得することは、あなただけではなく、あなたの会社にも有利です。これを読んでいる方が建設業界で働いていれば、ぜひ取得してみてください。